私の中で割と昔から、二人にぴったりだと思っている曲です😌
丈から洋へ歌っているようにも聞こえますね。
春子の語った物語はベートーヴェンの月光ソナタをBGMにどうぞ
『月影寺縁起』
昔々、北鎌倉の月影寺に、二人の兄弟が仲良く暮らしていました。
そんなある日、寺庭の竹藪に光が溢れ駆けつけると、美しい珠のような皇子が眠ってました。
拾われた皇子は二人の兄弟に大切に育てられてスクスクと成長し、やがて年頃になり結婚相手を求めました。
でも……どんなに探しても探しても……この世で求める人と出逢えずに、皇子自ら探しに行ってしまいます。
皇子は月光が照らす道へと旅立ちました。
実は二人の兄弟には早くに亡くなった弟がおり、皇子が消えた後、弟の墓が涙に濡れたので驚きました。
そこで、はたと気付きます。
もしかして……出逢えなかった出逢いがここにあったのでは?
再び月影寺に三兄弟が健やかに育った時こそ、消えた皇子の願いは成就すると悟ったのです。
月影寺は、時代を越えて待ち続けました。
皇子と三番目の弟が、月明かりの中……影を並べる時を。
重なるために出逢う人達を待ち焦がれていました。
夜空に輝く月だけが……彼らの全てを知っているのです。
重なる月の全てを。
出逢えなかった出逢い。お墓から流れた涙。そばにいるのに声をかけることが出来ない切なさ。想像するだけで胸が締め付けられるよ。月の光に導かれるかのように旅立ったのね。月はどんな時もずっと見守ってくれていたんだなあ。その優しい光に救われたこともあったでしょう。
今、こうして結ばれた丈さんと洋くん。柔らかな月の光が見守っているのを想像したよ。愛し愛され支え合う二人。これからは自分たちの足で意思でより幸せに向かってほしいな。
BGMも素敵ね。歌詞全てが二人の事を書かれているように思うよ。無理して笑う事ないし辛い事は二人で乗り越えていけばいいよね。洋くんの笑顔を守るためなら丈さんは何だって出来てしまうんじゃないかと思うよ。
月だけが知っている…
何年も何百年もの年月を重ねて、探し求めていた愛する人と結ばれるその日を。
ある時は誰の目にも止まらぬように隠してくれた時もあったのかしら…
どんな時も静かに見守っていた月の光のなんと優しいこと。
現代を生きる彼らの愛の美しさ、優しさも激しさも月は変わらず見守ってくださっているのね。
ひとりじゃないって嬉しいね。
ありのままの姿を飾らないままのあなたを、弱さも守りたいと言ってくれる丈の頼もしい事✨
笑顔が見られるのならなんだってしてしまいそうなほど、愛されている悦びを実感しているこの頃じゃないかしら♡